フラット35はお得なのか?

こんにちは。

K2FP事務所の栗山です。

先週紅葉が見ごろと書きましたが、紅葉どころではなく雪見となってしまいました。私は朝から水戸まで行きましたが雪の中の高速道路は怖かったです。気温も低く寒い一日となりましたが、今は家のこたつに入ってこのブログを書いています。

さて、今週はフラット35の実質金利についてお話ししたいと思います。

フラット35は人気の住宅ローン商品です。皆さんもご存知の通り全期間固定金利で返済金額が変わらず、さらに審査が柔軟であるという利点があります。ローン審査についてはまたの機会にお話しするとして、フラット35の表面金利だけを見て低金利でお得だなと思っていませんか?

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ちなみに2016年11月現在のフラット35の金利は1.03%(21年以上)です。確かに見た目は安いですが、手数料が別途かかります。金融機関によってまちまちですが…

借りる金額×2%が相場です。

さらに、フラット35は団体信用生命保険(団信)が任意加入です。例外はありますが基本的に銀行で借りる住宅ローン商品は団信が強制加入+団信保険料は銀行負担です。フラット35は任意加入ですので、加入してもしなくてもいいわけです。

フラット35の機構団信は借りている残高×0.358%で大体の保険料が計算できます。

まとめると2016年11月のフラット35実質金利は

1.03%+0.358%(団信)+(手数料)となり、1.358%+(手数料)が実質金利になります。

いかがでしょうか?他の固定金利住宅ローンと比べると、飛びぬけて低金利というわけではないと思います。フラットだけではなく、どのローン商品も表面金利と実質金利は違います。実質金利を計算し、無駄な利息や手数料を払わずに賢く住宅ローンを組みましょう。

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