PayPayのキャンペーンに乗ってみた

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

関東地方も梅雨入りしました。雨が続き出かけるのも億劫な日が続きますが、こんな時こそ普段なかなかやらない場所の片づけなんていいかもしれません。案外お宝が眠っているかもしれませんよ。

さて、今日のブログは今話題のスマホ決済についてです。その中でもPayPayについて取り上げていきたいと思います。テレビCM等でも盛んに宣伝していましたが、キャッシュバックキャンペーンに私も乗っかってみました。実際に3か月ほどキャンペーンがありましたのでその結果いくらくらいキャッシュバックされたのかも含めお伝えしていきます。

それでは行ってみましょう!

コンビニで

「PayPay(ペイペイ)でお願いします」

って言うことに少し恥ずかしさを覚えました(笑)

PayPayに限らず、他の決済アプリやスマホ内蔵のおサイフケータイ的な機能は近場に買い物に行くくらいであれば、財布を持たずに出かけられます。

決済アプリは各社とも始まったばかりということもあり、とにかくお客さんを付けようと必死です。その結果がキャッシュバック等の各種キャンペーンに繋がるわけですが、今回のPayPayキャッシュバックは使った金額の20%がキャッシュバックされるという物でした。

 

20%キャッシュバックも昨年末お祭り騒ぎになった第一弾と今回の第二弾とに分かれるのですが、違いは以下の通りです。


第一弾は
バラマキですね(笑) SNS等でもiPadやゲーム機などの高額電子機器をPayPayで購入し、高いキャッシュバックを受けている投稿が相次ぎ、お祭り状態でした。昨年の12月4日から4カ月間の期間があったにもかかわらず、わずか10日間ほどで100億円に達し終了してしまったため、乗り遅れた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

第一弾キャンペーン 第二弾キャンペーン
還元額 使った分の20% 使った分の20%
キャンペーン期間 2018年12月4日から2019年3月31日 2019年2月12日から2019年5月31日まで
キャッシュバックの上限 ひと月当たり5万円まで 1回1,000円まで
上限までもらうためには ひと月25万円使う 1回5,000円使う
キャンペーン予算 100億円 100億円

ただし、第一弾キャンペーンの時期にはセキュリティの甘さも露呈してしまいました。アプリ障害が数回発生し、流出したクレジットカードによる不正利用などもありました。

第二弾は甘さの有ったセキュリティを強化し、より日常的な買い物で利用できる上限金額を設定しスタートしたわけですが、こちらも期間終了を待たずに5月13日で終了となりました。

私は第二弾のキャンペーンからPayPay利用を始めました。完全にキャッシュバック狙いですが、実際にいくら使っていくらキャッシュバックされたのかをお伝えします。

 

キャンペーン期間中のデータです。

チャージした金額:46,000円

キャッシュバックされた金額:8,334円

 

上記の通りです。完全に20%にならないのは5,000円以上でもPayPayが使えるお店であれば決済してしまっているためなのですが、この金額を見て皆さんはどう考えるでしょうか?

使わなければそもそもお金が減りませんのでそれが一番の正解です。ただし、必要なものは買わなければいけませんので、それが5,000円以内の物であればキャンペーン当時PayPayを使うことで、とてもお得に買い物できていることがわかると思います。

 

今後決済アプリの市場はますます広がっていくと考えます。しかし、キャンペーンが終了してしまうと途端に使わなくなってしまうものです。現に私もキャンペーン終了後はPayPayではなくカードや現金での支払いに戻っています。

 

財布を開けて、現金を出して支払う。というのは少なからず痛みを伴う行為です。しかし、スマホを機会にかざして「シャリーン♪」とやることは同じ支払いなのですが、痛みがほぼありません。カードを使いすぎて大変なことになっている方をたまに見かけますが、同じことですね。痛みがない分使っちゃう。キャンペーンだから使っちゃう。ということではなく、必要だから使うという意識に切り替えていきたいですね。まあ、私も含めてですが…。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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車購入をリセールバリューで考える

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

10連休はあっという間でしたね。私は大学時代の友人とBBQを楽しみました。前日から塊のお肉を下茹でして、ケチャップ・ウスターソース・塩コショウ・ニンニク・ショウガを合わせた特製ソースに一晩漬けたものを仕込んで持っていきました。簡単で食材も安い割に美味しいのでお勧めです。

 

さて、今日のブログは住宅ローンや保険の話ではなく、車についてです。実は今車を買い替えようかなと思っているのですが、FP的な視点で車の買い方を考えているところなので、備忘録も含めて皆さんにシェアします。

 

 

皆さんは車を買い替えるもしくは新しく買う場合に何を一番に考えて購入するでしょう?

大体の方が何人乗るのか?車で何をするのか?値段はいくらか?などなど、車の使い方や値段を考えて車種選びをすると思います。当然ですよね。車は道具ですから、用途に合わない道具を購入しても仕方ありません。

 

ただし、その買おうと思っている車は何年くらい乗って、いくらで売却するのか?まで考えて車を購入する方はそう多くはないと思います。何年くらい乗ってというのは考える方もいらっしゃると思いますが、売却するときのことまで考えて車は買った方がいいのではないかと個人的には思います。いわゆるリセールバリューというやつですね。リセールバリューとは、一度購入したものを販売する際の再販価値のことです。数年後下取りや買い取り屋さんに持っていったときにいくらになるかということです。


例えばファミリーカーとしてミニバンを購入するとします。

両側が電動のスライドドアで、ナビが付いていて、安全装備が最新のもので、燃費のいい物。

大体このような条件を出されることでしょう。

 

トヨタならアルファード・ヴェルファイアに始まり、ノア・ヴォクシー・エスクァイア、もう少し小さい車だとシエンタ、タンク・ルーミーが対象車種です。

日産ならエルグランドに始まり、セレナも対象車種です。

ホンダならオデッセイに始まり、ステップワゴン、フリード、軽自動車まで入れるとN-BOXも該当するでしょうか。

スズキには小さいですがソリオがあり、軽自動車だとスペーシアがあります。

ダイハツは軽自動車ですがタントが該当します。

三菱にはデリカがありますね。

マツダとスバルにはスライドドアが残念ながらありません。(OEM車を除く)


このブログは車ブログではないので車種漏れがあった場合は申し訳ないのですが、国産メーカーの場合大体上記の中から選択することになるはずです。この中で、多くの方が乗り換えタイミングとなるであろう、3年・5年後のリセールバリューだけを考えると購入する車はアルファードもしくはヴェルファイアになります。

アルファード・ヴェルファイア(以下、アル・ヴェル)は圧倒的なリセールを誇ります。それはもうミニバンどころかすべての車種の中でもトップクラスにリセールバリューが高いです。国内需要の他に海外へ輸出される需要もある為なのですが、それにしても驚異的です。気になる方はカーセンサーさんなどの中古車検索サイトで他の同価格帯ミニバンと同じような走行距離と初年度登録の車と比べてみてください。

 

と、いうことは逆に中古車でアル・ヴェルを購入すると割高ということになります。中古車を検討されている方は現行ではなく型落ち(それでも十分割高に感じますが…)もしくは違う車種を検討されることをお勧めします。

 

リセールバリューが高いということは同じ距離だけ走っても価値の落ち方が緩やかということになります。

450万円で購入したアル・ヴェルが3年後80%の価値を持っているとしたら1年間の価値減少は30万円となります。同じ450万円で購入した他の車種(具体的な車種名は控えます)が3年後65%の価値を持っているとしたら、1年間の価値減少は52万5千円となり、アル・ヴェルに比べ22万5千円多く価値が減っていきます。

 

「どうせ乗り潰すから気にしない」という方もいらっしゃると思いますが、ローンでの購入を考えた場合、リセールの高い車を選択する意味はますます出てきます。

450万円のアル・ヴェルを頭金なしのフルローンで金利2.9%の7年ローンで購入したとします。毎月の支払いは59,257円です。これを3年間36カ月支払った後のローン残高は約260万円となります。450万円の80%価値が残っているとしたら売却した場合360万円で買い取ってもらえることになります。今から3年後に新しい車が発売された。または家族の状況が変わったなどの際に売却したとしても、ローン残高はきれいに返済でき、さらに100万円ほどお金が戻ってきます。

これがリセール65%の場合292万5千円で売却でき、一応プラスになりますが、同じ借入・同じ金利であるにもかかわらず、リセールのせいでアル・ヴェルに比べると見劣りしてしまいます。もし、3年後に買い替えようと思っても出来ない可能性もありますね。

注:上記の金額は税金等の諸費用を含んでいません。あくまで例としてお考え下さい。

もちろん、途中で事故を起こした場合、フルモデルチェンジがあった場合などは、いくらアル・ヴェルとはいえ、上記のようなリセールにはならない可能性もあります。また、アル・ヴェルなら何でもよいわけではなく特定グレードに特定オプションの組み合わせが必要なようです。ここでは敢えてグレード等の説明はしませんが、車選びの基準にリセールバリューで車を選ぶという判断基準があってもいいのではないでしょうか?

 

アル・ヴェルは確かにリセールバリューも高く、運転もしやすく、いい車ですがそもそもの購入金額は高いです。リセールがいいからといって、無理なローンを組んでまで購入することは当然ながらお勧めしません。上記のフルローンなどは支払っていく余裕のある方はいいと思いますが、自動車ローンに毎月約6万円は平均的な収入の方の場合やりすぎですね。よほど車が好きか、持ち家で住宅ローンの支払いのない場合はいいかもしれませんが…。

もう少しリアルな金額でリセールの高い車種は軽自動車になるかと思います。その中でもホンダのN-BOXのような両側電動スライドドアの車種はリセールの高い傾向にあります。

 

散々リセールについてお話してきましたが、結局車も普通の買い物同様、必要だから買う。という価値観を持っていればよいのです。欲しいから買うではなく、必要だから買うのです。趣味のものなら欲しければ財布が許す限り、もしくは節約しても欲しいなら買っていいと思いますし、現に私も買います。

しかし車の場合、茨城県や千葉県で生活しているとほとんどの方が必需品となります。必需品なので買う必要はあるのですが、よほどの入れ込みがない限り、リセールの極端に低い車は新車で買うべきではありません。

 

どうせ必要なのだから、家計の許す範囲で必要な装備を満たした車の中からリセールの高い車を選択する。このように車選びを進めていくのがFP的な視点から見た車の買い方だと考えます。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ちなみにトヨタさんと弊社は何の関係もありません(笑)

また、私自身車は大好きですが、弊社は車屋さんではありませんのでリセールの数値に誤差が生じる場合もあります。本記事のリセールバリューはネット情報と買い取り屋さんの知人からいただいた情報をもとにしています。参考程度にお考え下さい。

 

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終身医療保険を販売する側の考え方

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

いよいよ10連休が始まります。皆さんは行楽の予定をすでに立てていらっしゃるでしょうか?

「どうせどこに行っても混んでる」とよく言われますが、せっかくの連休ですので、私も家族で美味しいものでも食べに行きたいと思っています。

 

さて、今回のブログは前回に引き続き保険のお話です。保険の中でも終身医療保険を取り上げていきますが、ちょっと裏話的な保険を販売する側のセールストークについて書いていきます。保険屋さんの立ち位置によって終身医療保険への考え方が違いますので、どの考え方がご自身に合っているかも含めて読んでいただければと思います。

そもそも終身医療保険とは入院したり手術したりした時にお金がもらえる保険の事です。終身医療保険というその名の通り、生きている間は一生保障が続きます。よくテレビCMでも放映されていますし、加入している方も多いと思います。

昨今、保険販売時の手数料開示が叫ばれていますが、ぶっちゃけると終身医療保険は販売する側にとって割のいい商品です。つまり、終身医療保険を一つ販売すると、払込期間や特約などにもよりますが、そこそこのお金をもらえます。

 

ということは、終身医療保険を販売する側である保険屋さんは積極的に販売していきたい商品な訳です。しかし、保険屋さんの中には終身医療保険に否定的な見方をする方もいらっしゃいます。今回は終身医療保険推進派と終身医療保険否定派それぞれのセールストークを例に挙げて、なぜ推進派と否定派が分かれるのかを解説していきます。


推進派のセールストーク例(お客様の年齢は30歳男性とします)

保険屋さん「入院すると一日あたり結構お金がかかります。こちらのパンフレットをご覧ください。差額ベッド代やその他費用を考えると入院一日1万円は必要ですね。お客様の場合、30歳で若いので、月々の保険料は入院一日1万円のプランを選択された場合、約4,000円ほどです。しかも保険料は一生変わりませんし、もちろん終身保障ですので老後の入院も安心です」

こんな感じの事を保険屋さんに言われたことのある方、いらっしゃるのではないでしょうか?

上記のトーク例はいわゆる王道的なセールストークですね。来店型保険ショップや国内系生保の営業さんがよく使う印象があります。

 

次に終身医療保険否定派のセールストーク例です。

保険屋さん「終身医療保険は必要ありません。なぜなら、30歳で月々4,000円払うということは、80歳まで生きた場合、総額で4,000円×12か月×50年=240万円も支払うことになります。入院して一日1万円もらえますが、現在長期入院は減少傾向です。手術の際にも支払われますが、払い込み総額240万円を回収するためには、どのくらい入院と手術が必要になるでしょう…。ちょっと現実的ではないと思います。それであれば、月々の4,000円を掛け捨ての終身医療保険に回さず、積立に回した方がいいと思いますが、いかがでしょうか?」

こんな感じです。一部の外資系生保の方やFPがよく使うセールストークな印象があります。終身医療保険は基本的に掛け捨てですし、払い込みの総額を考えた場合、長期入院はますます減少傾向にある現代において、終身医療保険に加入するならばお金を捨ててしまう可能性が高いので、積立系の保険にしませんか?という提案です。


私も保険を販売する立場ですが、どちらが正しいかは実際にその方が亡くなるまでわかりません。どちらかというと、否定派の意見に近い考えを持っていますが、入院した時にお金がもらえるというのは損得の理屈抜きにありがたいと思い、終身医療保険には加入しています。もっとも保険金額や特約は最低限の設定ですが…。

 

皆さんはどのように思われるでしょうか?

一見すると否定派の意見は正しいように思いますが、保険は損得だけで加入するものではないので、否定派の意見がすべて正しいわけではありません。ただし、多くの方が払い込み総額を回収できる可能性は低いですし、同じ掛け捨てでも死亡保険やガン保険に比べると終身医療保険は保険料が高いです。

反対に、何かあった時にお金が受け取れるのが保険ですので、入院・手術への備えをしたい方は加入を検討してください。入院・手術の保障は終身医療保険以外にも定期医療保険という一定の期間のみ保障する商品もありますので、そちらも併せて検討することをおススメします。

 

保険営業をされている方が、どのような考えで提案しているのか?また、その方の所属する会社や代理店がどのような考えをもって提案しているかによって、同じ商品でも捉え方は異なります。

保険の見直しや、新規加入を考えている方は目の前にいる提案してくれた方がどのような考えをもってこの商品を提案してくれたのかを聞いてみることをおススメします。保険販売をしている人の数だけ考え方があるはずです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

*本記事中に登場した保険料月々4,000円の終身医療保険はあくまで例です。特定の商品ではありません。また本記事は保険募集を意図したものではなく、保険への考え方を示すものです。

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結婚したから保険に入るは大体の場合間違い

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

先週、筑波山のふもとにある北条大池でお花見をしてきました。

ちょっと曇っていましたが桜は映えますね。花粉症も収まってきたので春を満喫した一日でした。

 

さて、最近のブログでは住宅ローンの話が多かったので、今回は保険の話をしていこうと思います。先日あるお客様より相談を受けたことなのですが「結婚したら保険に入った方がいいですか?」という質問を私なりに解説していきます。

結婚したから保険に入らないといけない…と勘違いされている方は非常に多いです。

すでにお子さんがいる。または誕生の予定である場合はこの限りではありませんが、夫婦二人だけの場合で二人ともサラリーマンであれば、別に入る必要ないです。ただし、種類によっては加入した方がいいものもありますので、以下代表的な保険の種類を説明していきます。


まず有名なのが死亡保険。

これは単純で、保険を掛けられている方が亡くなるか、重度の後遺障害状態になってしまった際にお金が支払われます。人によって様々ですが1,000万~3,000万くらいの保障に入っている方が多い印象を受けます。

 

次に医療保険。

毎日のようにテレビで「入院すると一日1万円出ます! 終身保障で先進医療も対象!」みたいなCMが流れていますが、要は入院や手術をした際にお金がもらえます。

 

次はガン保険。

これもCMでジャンジャン流れていますね。がんと診断されたらお金が出ます。保険によってはその後の入院や手術も出ます。商品にもよりますが、基本的にがん以外の病気は出ません。

 

最後に個人年金。

これは保険というより貯金です。各社様々な商品がありますが、ここ最近人気なのは外貨建ての個人年金です。外貨建てでも日本円建てでも決められた年齢までお金を積み立てて、積立が終わったら決められた方法で積み立てたお金を受け取る。国の年金を自分で補完するような商品です。契約方法によっては個人年金保険料控除の対象になります。


他にも一時払い終身や、介護保険、変額保険などもありますが、とりあえず代表的な4つの保険を簡単に解説しました。

 

保険ってなんで入るのか?

という根本的な話なのですが

「起きたら(金銭的に)困る出来事があって、それが起きる確率は高くないけど、もし起きちゃったら困るから、入る」

これが保険加入の基本的な考え方だと思います。生命保険以外の火災や自動車なんかはまさにコレですよね。

 

ここで大事なことは金銭的に困るから入るわけです。結婚したから保険に入るわけではありません。起きちゃったら金銭的に困る出来事に備えるために入るのです。

結婚されてお子さんがいない場合はしばらく夫婦二人の生活です。

もし、万一配偶者が亡くなってしまったときに金銭的に困りますか?

働きたくないとかの話はとりあえず置いておいて、お子さんがいない場合、働けば自分一人食べて行く分は何とかなるはずです。ということは、自分が亡くなってしまった場合にいくらか配偶者に残したいと思わなければ、死亡保険に加入する必要はありません。

 

また医療保険に関してですが、ご自身と配偶者の健康保険証によって加入する必要性があったり無かったりします。これは説明すると長くなってしまうのでまたの機会にしますが、大企業等の独自の健康保険組合に加入されている方は加入する必要性が低い場合が多いです。医療保険の入り方に対する考え方は様々ですのでこれも機会を設けて記事にしていきたいと思います。

 

さて、ガン保険です。

これは個人的な考えですが、医療保険に比べると加入する優先順位は高いと考えます。

ガン治療を考えた場合、病院へ支払う治療費は高額療養費制度を使い、ある程度の貯蓄があれば何とかなります。ただし、治療期間が長期に渡る場合を考えると、金銭的な負担は大きくなっていく傾向がありますので、そこを保険でカバーできるのであれば、金銭的にも精神的にも負担は和らぐはずです。商品にもよりますが、医療保険と比べ毎月の掛け金も安い傾向がありますので、ガン保険に未加入の方は加入を検討してみてください。

 

個人年金についてはiDeCoや積み立てNISAと比較する必要があります。特にiDeCoの税制優遇は素晴らしいものがありますので、まずは各商品を研究し、余裕があれば始めるという認識でいいかと思います。

 

いかがだったでしょうか?

結婚して子どもがいない場合に保険に入る必要はほぼありません。

 

こういうことを保険販売できる立場である私が言うのもなんですが、保険の見直しや新規の加入を保険屋さんに勧められる、またはご自身で考える前に、健康保険や遺族年金・障害年金についての制度をざっくり知るだけでも無駄な保険に加入してしまうリスクは格段に減らせます。

 

結局保険も普通の買い物と同じで、必要な時に必要なものに加入すればいいのです。

参考にしていただければ幸いです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

保険の見直しについてツナリバへ相談する!

変動vs.固定2019春茨城ver

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

新元号が『令和』に決まりました。

平成生まれのお客様も珍しくなくなって来ましたが、あと20年もすると令和生まれのお客様からの相談もあるのでしょうね。昭和生まれの私はあと20年経つと54歳になります…。

全然想像つきません笑

 

さて、今日のブログは前回からの続きとして

「変動vs.固定2019春茨城ver」と題し、

住宅ローン利用者からもっとも多く寄せられる質問である、

変動と固定どちらがいいのか?を茨城県にお勤めまたは在住の方に向けて書いていきます。

 

 

まずは一般的な変動・固定双方のメリット・デメリットを改めて見て行きましょう。


固定のメリット

・金利上昇は関係なし

変動のメリット

・超低金利(ネット銀行だと0.5%台!)

固定のデメリット

・変動に比べ今現在の金利が約2倍ある。

変動のデメリット

・金利が上昇した場合、月々の返済額が上がる

当たり前のことですが上記がそれぞれのメリデメです。

「金利上がらないでしょ」と思う方は変動。

「金利上がったら怖いし」という方は固定を選択してください。


茨城県の場合は変動固定どちらを選んだ場合でも、東日本大震災の

罹災証明もしくは被災証明があれば地銀で特別商品の借り入れが可能です。

銀行と商品名の案内は避けますが

「東日本大震災 住宅ローン 茨城」と検索していただければ1ページ目に出てきます。

しかも、ガン団信無料で付いてきます。

 

転職したばかりの方、持病のある方以外で住宅ローンを茨城県で利用予定の方は上記商品を利用するのが一番よいと考えます。転職したばかりの方、持病のある方は団信加入に制限が付く可能性もあるためフラット35も含めて検討してください。

 

さて、上記東日本大震災復興商品ですが、変動と固定の金利差は2倍とちょっとです。

この差を考えた上で変動と固定どちらがいいのか?という話ですが、

3000万円くらいを借り入れ予定の30代の夫婦と子ども1人の家庭で平均的な年収の方は

固定を選択するべきだと考えます。

 

出ていくお金(返済)は将来の予測ができるように固定し、

入ってくるお金(給料)は増えない場合も踏まえてある程度運用にも回す。

 

これが私の考える鉄則です。

大学無償化も世間では言われていますが、茨城県の場合子どもが大学に行こうとすると、高い確率で一人暮らしを選択することになります。

高校無償化もそうですが、あくまで授業料がタダになるだけですので、一人暮らしの生活費まで面倒は見てくれません。奨学金制度も充実してきていますが、給付型ではなくまだまだ貸与型が主流ですので、借りたものは返さないといけません。

 

教育費(仕送り含む)まで考えると固定を選択するべきだと思います。

 

ただし、変動と固定は3000万円くらいの借り入れの場合大体月々1万円くらい返済額が変わってきます。この1万円を金利上昇リスクに対する掛け捨ての保険代と捉えることが出来なければ変動もアリです。ただし、差額の1万円は必ず貯蓄するようにしてください。

 

変動と固定。どちらを選んだ場合でも返済が終了するまでどちらが正解だったかはわかりません。多くの方が35年間返済していくものですので、慎重に選択していただければと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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