こんにちは。
K2FP事務所の栗山です。
梅雨明けしていないにもかかわらず、連日の猛暑で体力が落ちています。特に最近はつくばも30℃を超える日が続いているのでキツイですね。
皆様も熱中症にお気をつけください。
さて、今回のブログは団体信用生命保険(通称:団信)についてです。
住宅ローンを借りる際に、必ず加入しなければいけない保険が団信です。一部、任意加入の住宅ローン商品もありますが、任意であったとしてもほぼすべての方が何らかの団信には加入します。
団信は住宅ローンを借りている人が亡くなってしまった場合や、事故や病気により重い後遺障害が残ってしまった場合、保険金が下りてローンの支払いが免除されるというものです。
団信は亡くなってしまった場合以外にも、ガンになった場合(ガン団信)、ガンも含む脳卒中、心筋梗塞になってしまった場合(三大疾病団信)であっても保険金が支払われる商品もあります。以前にこのブログでも団信を保険商品的に考えた場合すごいよねという話をしましたが、最近茨城県ではガン団信を無料で付けてくれる銀行が増えてきました。
常陽銀行さんや筑波銀行さんが最近では頑張ってガン団信込の住宅ローンに取り組んでいます。通常、銀行で住宅ローンを借りると団信は無料で入れます。団信の保険料は銀行が払ってくれるためです。
一方、ガン団信や三大疾病団信に入ろうとすると、借りる金利にプラス0.2%足されることがあります。「亡くなった時の団信はこっちで用意するけど、それ以上保障が欲しければ自腹切ってね」というのが普通でした。
ところが最近では「ガン団信も無料で付けるので是非うちで借りてください。金利も頑張ります」という銀行が増えています。茨城県に限ったことではなく全国的に団信を充実させた住宅ローンがどんどん出ています。金利競争の潰しあいで疲弊した結果、今度は団信競争になってきたのかなと思います。
まず、変動が固定か選んで、金利と団信で金融機関選んで、最後に保証料値切れるところはとことん値切るのが私のやり方ですが、団信が決め手になることも増えてきました。やはり、無料でガン団信は大きいです。見直しや、新築を検討中の方はぜひ団信にも目を向けることをおススメします。