住宅ローンに自動車ローンは含めることができる!?

こんにちは。

K2FP事務所の栗山です。

 

地元茨城から横綱が誕生しました。牛久市の飲食店ではおめでとうセールをやっているところがかなりありました。あるお店では稀勢の里関の好物であるエビチリが無料だそうです。エビチリ好きの方は今すぐ牛久に行ってみてください(笑)

 

さて、今週のブログはどの費用まで住宅ローンを利用できるかということについてお話しします。一般的に住宅ローンを借り入れする際にかかってくる費用は次の通りです。

  • 保証料
  • 融資手数料
  • 司法書士報酬(登録免許税も含む)
  • 印紙

住宅ローンにかかわる諸費用は上記の通りです。フラット35を利用する場合はこれに団信保険料(任意加入ですが)が加わってきます。

土地から購入する場合はこれに土地分のつなぎ融資諸費用、司法書士報酬等もかかってきます。(工事に関係する費用や家具の購入費用などはここでは除きます)

これら諸費用ですが、新築・借り換え問わず自分で出すか、ローンに組み込んで借りるかが選べます。金融機関によっては諸費用を組み込めないところもあるので注意が必要ですが、茨城県内で営業している金融機関は大体諸費用も込みで貸してくれます。

ちなみに、今は金利が低いから変動で借りて将来金利が上がったらフラット35に借り換えようと思っている方は、諸費用込でローンを組んでしまうとフラット35への借り換えはできなくなりますのでご注意ください。

 

住宅ローンの相談を受けていると、これら諸費用以外にほかの費用も組み込んで借りられないかといったことをよく聞かれます。例えば自動車ローンやカードローンも組み込めないかといったご相談が多いです。

結論から言うと無理です。資金使途(借りたお金の使い道)が違うので住宅ローンには組み込めません。住宅ローンの資金使途に自動車ローンの借り換えや、自動車の購入、無担保ローンの借り換えはありません。

一部の記事・情報などで裏ワザとして書かれたりすることもあるようで、それをご覧になった方からできないのかと聞かれますが、できません。一応、どのようにして組み込むかはネタとして知ってはいますが、危ない橋は渡りたくないですし、そもそもコンプライアンス違反です。

それぞれにあった資金使途を理解し、上手にローンを組むことが失敗しないライフプランだと思います。先に述べた諸費用に関しても組み込む方がよいのか、自分でねん出した方がよいのか人によって様々です。住宅ローンは大きな契約です。失敗の無いようによく考えて実行しましょう。

 

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