タグ別アーカイブ: 住宅ローン審査

いくらまで借りられるの?

こんにちは。

K2FP事務所の栗山です。

 

つくば市は朝方雪が降っていました。幸い積もることはなかったですが、水戸のほうでは大雪のようで、10センチくらい積もっているようです。この記事はつくば市のスタバで書いていますが、さすがに今日はお客さんも少ないですね。

 

さて、今週はいくらまで借りられるの?というテーマで書いていきたいと思います。住宅を新築もしくは建売・マンションを購入する際大体の方が住宅ローンを利用しますが、一体金融機関はいくらまで貸してくれるかを皆さんはご存知でしょうか?

金融機関や年収によって違いはありますが、年間返済額が年収の30~35%まで貸してくれます。年間返済額とは(毎月の返済額×12+年間のボーナス返済分)のことです。

例えば3,000万円借りたとします。35年で返済する計画で金利は1.1%、ボーナス返済を利用しなかった場合、毎月返済額は86,091円となります。

年間返済額は86,091円×12か月=1,033,092円です。

この例で行くと3,000万円借りるために必要な年収は約345万円ということになります。

 

年収に占める返済額の比率を返済比率と言いますが、この比率は住宅ローン以外に自動車ローンなども含まれてきます。

3,000万円の例で行くと、この方が自動車ローンを返済しており、月々1万円を自動車ローンに充てていたら、86,091円(住宅)+10,000円(自動車)=96,091円が毎月返済となり、年間返済額は1,153,092円。必要な年収は約385万円となります。

返済比率はローン審査の際に必ず計算されることになりますので、ご自身の返済比率をこの機会に計算しておきましょう。

 

ところで、30~35%貸してくれるからと言って、何の計画もなしにMAXで借りてはいけません。そんなことは皆さんもわかっていると思いますが、一体何%くらいなら無理なく返済していける比率なのでしょうか?

一般的には25%と言われています。ですが、あくまで一般的な数字です。住宅ローンを組まれる家庭によって、生活費・教育計画・老後計画は違います。特に家を建てたことによってお子さんを希望の学校に行かせてあげることができなかったり、老後にカツカツの生活が待っていたりでは、何のために家を建てたのかわかりません。

住宅ローンを組む、もしくは見直しををする前には必ずご自身の生活にあった資金計画を建てることを強くおススメします。

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住宅ローンに自動車ローンは含めることができる!?

こんにちは。

K2FP事務所の栗山です。

 

地元茨城から横綱が誕生しました。牛久市の飲食店ではおめでとうセールをやっているところがかなりありました。あるお店では稀勢の里関の好物であるエビチリが無料だそうです。エビチリ好きの方は今すぐ牛久に行ってみてください(笑)

 

さて、今週のブログはどの費用まで住宅ローンを利用できるかということについてお話しします。一般的に住宅ローンを借り入れする際にかかってくる費用は次の通りです。

  • 保証料
  • 融資手数料
  • 司法書士報酬(登録免許税も含む)
  • 印紙

住宅ローンにかかわる諸費用は上記の通りです。フラット35を利用する場合はこれに団信保険料(任意加入ですが)が加わってきます。

土地から購入する場合はこれに土地分のつなぎ融資諸費用、司法書士報酬等もかかってきます。(工事に関係する費用や家具の購入費用などはここでは除きます)

これら諸費用ですが、新築・借り換え問わず自分で出すか、ローンに組み込んで借りるかが選べます。金融機関によっては諸費用を組み込めないところもあるので注意が必要ですが、茨城県内で営業している金融機関は大体諸費用も込みで貸してくれます。

ちなみに、今は金利が低いから変動で借りて将来金利が上がったらフラット35に借り換えようと思っている方は、諸費用込でローンを組んでしまうとフラット35への借り換えはできなくなりますのでご注意ください。

 

住宅ローンの相談を受けていると、これら諸費用以外にほかの費用も組み込んで借りられないかといったことをよく聞かれます。例えば自動車ローンやカードローンも組み込めないかといったご相談が多いです。

結論から言うと無理です。資金使途(借りたお金の使い道)が違うので住宅ローンには組み込めません。住宅ローンの資金使途に自動車ローンの借り換えや、自動車の購入、無担保ローンの借り換えはありません。

一部の記事・情報などで裏ワザとして書かれたりすることもあるようで、それをご覧になった方からできないのかと聞かれますが、できません。一応、どのようにして組み込むかはネタとして知ってはいますが、危ない橋は渡りたくないですし、そもそもコンプライアンス違反です。

それぞれにあった資金使途を理解し、上手にローンを組むことが失敗しないライフプランだと思います。先に述べた諸費用に関しても組み込む方がよいのか、自分でねん出した方がよいのか人によって様々です。住宅ローンは大きな契約です。失敗の無いようによく考えて実行しましょう。

 

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1日でも遅れてはダメ

こんにちは。

K2FP事務所の栗山です。

12月も2週目に入り街は徐々に年末モードな雰囲気になってきました。この記事は茨城県神栖市のスタバで書いていますが、店内は賑やかなクリスマスソングが流れています。一年過ぎるのも早いものですね…。

 

さて、今回のブログは住宅ローンの延滞についてです。

延滞って何?と思われるかもしれませんが、要は返済の遅れです。

 

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例えば今日が返済日だったとして、口座にお金が無いと引き落としできませんよね。その場合、明日以降引き落としが再度かかったり、自分で振り込んだりするわけですがこれが延滞(返済の遅れ)となります。

一日くらいいいじゃん…と思うかもしれませんが、借り換えを考えている場合にこの延滞が大きな足かせになってきます。というのも、ほとんどの金融機関は借り換えの条件として直近一年以内の延滞がないことが条件になっているからです。一部の金融機関は直近6か月以内で見てくれたりはしますが、基本的に延滞はN.G.です。

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なかには延滞していた場合でも理由がはっきりしている場合に限り審査の土俵に立てる金融機関もありますが、経験上厳しい場合が多いです。過去、延滞したことある方を借り換え成功に持って行ったこともありますが、とても大変でした。

 

たった一日の延滞で借り換えできるタイミングが狂ってしまうことがありますので、住宅ローンに限らずローンの返済はくれぐれも延滞しないようにお気を付けください。

 

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クレジットカード何枚持ってます?

こんにちは。

K2FP事務所の栗山です。

 

今、このブログは北茨城市内のマクドナルドで書いています。ここ一週間の冷え込みで茨城県北は紅葉がちょうど見頃です。ぜひ、週末はお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 

さて、茨城県北にお出かけの際には高速道路を使うことかと思いますが、今日のブログは高速道路で使うETCカード・正確にはETCカードも含めたクレジットカードについてお話ししたいと思います。

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皆さんはクレジットカードを何枚くらいお持ちでしょうか?

 

すぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか?

新規入会で○○ポイントプレゼントやスマホで簡単申し込みなどなどクレジットカード会社のCMを見ない日はありません。また、ショッピングモールやアウトレットなどでも入会キャンペーンを必ずと言っていいほどやっていますね。

 

「なんかお得そうだから…」

「ポイント貯めたいから…」

 

こんな気軽な理由で入会し、結局使わず財布の肥やしになっているカードって結構あると思います。

 

実はこのクレジットカードですが、たくさん持っていると住宅ローンの審査に影響が出るってご存知でしたか?

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お買い物ができるショッピング枠はいいのですが、無担保でお金を借りることができるキャッシング枠が問題になってきます。キャッシング枠があること自体ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、キャッシング枠があると金融機関によっては利用していなくても、利用しているものとみなして住宅ローンを審査します。

一部、クレジットカードを考慮しない金融機関もありますが、ほとんどの金融機関はクレジットカードのキャッシング枠を見ています。

 

気軽に入会できる反面、考えて入会しないと審査に影響が出てしまうこともあるクレジットカード。この機会に利用しないカードや、利用する予定のないキャッシング枠は解約し、財布の肥やしを一掃しましょう。

 

 

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