こんにちは!
ツナリバの栗山です。
今週の中ごろには東京でも桜の開花宣言が出されるようですね。
日ごとに暖かくなっていく季節はとても気持ちがいいものですが、
相変わらず花粉症に悩まされています(笑)
さて、今日はライフプランについて書いていきたいと思います。
会社経営者の方や経理のお仕事をされている方は、キャッシュフローという言葉を聞いたことがあると思います。
現金の流れを表すもので、売り上げ等の入ってくるお金から支払った経費を引き、いくらお金が手元に残るかを出していくものなのですが、これの家計版がライフプランと呼ばれるものです。
家計版ですので、お給料やボーナス・臨時収入から必要になる生活費や教育費を差し引き、単年ごとに収支を出すのですが、将来の予測も同時に出していきます。
例えば3000万円の住宅ローンを組んだ場合、今月のフラット35金利で計算すると35年借入で
毎月88,512円を支払っていきます。
この毎月88,512円を35年にわたって支払っていった場合、家計が破たんすることはないか?
キツイ生活になってしまわないか?等をシミュレーションしていきます。
もちろん将来お給料が上がるか?といったことや、物価の変動も加味して作成します。
一般的にライフプランを作成した上で、家計が赤字になったり、
生活が苦しくなったりするような
結果が見えているのであれば、住宅購入を見送るのが得策です。
苦労して家を買ってもその後にもっと苦労するようなことが待っているようでは、
何のために家を買ったかわからないですからね。
ですので、家を買ったり、大規模なリフォームをしたり等の大きなお金が出て行く時や
それに伴う借り入れを起こす場合、ライフプランの作成をすることを強くおススメします。
もちろんあくまで机上の計算ではありますので、ライフプラン通りに生活が推移していく
わけではありませんが、一定の指標にはなってくれます。
ライフプランの作成はFPに作成を依頼することもできますが、
最近では無料のライフプランアプリやフリーのエクセルシートなどもありますので、
自信のある方はお金をかけずに作成することも可能です。
私のお客様でもご自身で作成し、第三者の意見を確認するため相談を依頼されることも
多くなりました。
最後にライフプランの注意点ですが、住宅などの大きなものを購入し、
明らかに家計が破たんするようなケースを破綻しないように修正することは簡単です。
もし、ライフプランの作成を依頼する場合、作成する方がどこを向いて作成しているのかを
よく確認した上で指標としてください。
次回は変動金利vs.固定金利2019春をお届けしようと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。