こんにちは。
K2FP事務所の栗山です。
9月に入りましたが幾分過ごしやすくなってきましたね。この記事は相模原で書いていますが、今日は住宅ローン見直しセミナーの司会としてお招きいただきました。5名ほどの参加者でしたが、皆さん熱心にメモを取りお話を聞いてくださいました。やはり住宅ローンへの関心は高いですね。今日はそんな住宅ローンの金利引き下げ交渉のお話。
2~3年前から住宅ローンを借り換えするのではなく、今の金融機関に金利を引き下げてもらうように交渉するということがメジャーになりました。様々なブログで体験談のような記事がアップされています。「住宅ローン 金利交渉」といったワードで検索してみるとたくさん出てきますね。
ここでもう一度借り換えと引き下げ交渉の違いについてまとめます。
【借り換え】
A銀行で借りているローンの金利が高い
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一方、B銀行は金利が低い
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A銀行よりB銀行の方がトータルで払う利息が少なくて済むのでB銀行にローンを切り替える
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審査結果により切り替えはできるが、諸費用が数十万ほどかかる
【金利引き下げ交渉】
A銀行で借りているローンの金利が高い
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金利の高いA銀行に交渉して現在自分に適用されている金利を下げてもらう
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銀行の規定や自分の状況にもよるが、交渉により金利が下がる。費用負担は数千円。
こんな感じですが、これだけで比べると引き下げ交渉の方が手間とかかるお金は少なくて済みます。最近、各金融機関とも傾向を見ていると引き下げ交渉に応じてくれる割合が上がってきたように思います。あくまで私のお客様の話ですが、以前だったらこれ以上下がらないだろうと思っていた最低金利を超えて下げてくれるような金融機関も出てきました。
それだけ各金融機関の競争が激しいということが言えますが、引き下げ交渉にもコツがあります。上から目線で下げろと言ってもなかなかうまくいきません。
また、手間とお金がかからないからと言って安易に引き下げ交渉するのも違います。きちんとライフプランを組んで自分に合った住宅ローンを理解してから見直しの各手段を実行していくべきです。
引き下げ交渉のコツはあくまで下手に出ること。そして、交渉材料をきちんと用意すること。この二点が非常に重要です。ご興味ある方はお問い合わせください。