金利の重さ知ってましたか?

 

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

GWが近づいてきましたが、皆さんの予定はいかがでしょうか?

私はほぼ連日お客様の住宅ローン相談で関東圏内を飛び回る予定です。

4月に入り若干金利の下がった銀行もあるので、お客様への提案も

力が入りますね。

 

さて今日は金利の重さについて書いていこうと思います。

私のセミナーを受講された方はご存知だと思いますが、

金利1%の違いは超重たいです。

 

それでは行ってみましょう!

 

金利の重さって何?と思うかもしれませんが、

2018年4月現在の全期間固定金利は何%かご存知ですか?

 

答えは1.35%です。(フラット35の場合)

 

では、1.35%で3,000万円を35年間借りた場合の返済総額はいくらでしょう?

 

答えは3,766万円です。利息は35年間で766万円となるわけです。

 

もし、1.35%の金利が1%上がり2.35%となったらいくらくらい上がるでしょうか?

 

答えは4,403万円で、利息は1,403万円となります。

 

1%の差を計算すると

1,403万円ー766万円=637万円

1%金利が違うだけで637万円もの差が生まれるわけです!

 

 

詳しい方はきっと「1%も違うなんてそうそうあることじゃない」

と言うかもしれません。

ですが、1%で637万円違うということは、0.1%で約63万円の差ということになります。

63万円という金額を高いと取るか安いと取るかは人それぞれですが

私にとって63万円は大金という感覚です。

 

ちなみに、茨城県のJ銀行とT銀行を比べると

借り換え金利の変動に限った場合、2018年4月現在J銀行が0.1%低いです。

だからJ銀行がいいという訳ではありませんが、

住宅ローン商品の選び方ひとつで63万円損する可能性があるわけですから

金利は重いという訳です。

 

余談ですが私も昔お世話になったことのある消費者金融の

標準的な金利である18%を先ほどの条件で計算すると

1億8936万円返すことになります。3,000万円が1億8936万円になるわけですから

高金利というのは恐ろしいですね(笑)

 

皆さんも住宅ローンを選ぶ際はまず金利を比較するところから始めてください。

ただし、各銀行のHPに書かれている金利が全てではありませんので

くれぐれもご注意ください。

人によってHP記載の金利より低い金利で借りられることがあります。

詳しくは下記よりご相談ください。

 

住宅ローンに関する相談なら・・・ツナリバに相談を申し込む!

2018年度の茨城県住宅ローン事情

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

この1週間風の強い日がありましたが、皆さんのお家に被害はないでしょうか?

強風の被害で屋根瓦が壊れた、外壁がはがれたなどの被害がある場合は、

火災保険の支払い対象になる可能性があります。

 

被害にあった方はお気軽にお問い合わせください。

 

さて、今日は新年度を迎えたことで今一度茨城県の住宅ローン事情について

お話したいと思います。

通常金融機関は毎年4月に商品や仕組みの改定が行われますが、

果たして今年はどうだったでしょうか?

 

結論から言うと変わってないです(笑)

 

相変わらず茨城県の第一地銀のJ銀行はガン団信の標準付帯を続けています。

つくば市中心部に本店のあるT銀行は東日本大震災の被災者支援ローンも変わらずに続いています。

 

茨城県の方は地銀とネット銀行の商品をよく比較検討し、

ご自身の住宅ローンを決めるようにするといいかなと思います。

 

新築の方は上記のように銀行を選んでいただければよいのですが、

見直し・借り換えの方も同じ条件で銀行を選んで大丈夫です。

 

ただし、見直し・借り換えの方は金利引き下げ作戦も併せて検討してください。

金利引き下げ作戦というのは、

現在借りている銀行に対して金利の引き下げ交渉を行うというものです。

茨城県の場合、ほとんどの金融機関で交渉に応じてくれます。

 

引き下げが成功した場合、借り換える時に発生する諸費用は基本的にかかりません。

条件変更手数料として1万円ほどはかかりますが、

借り換えの際の諸費用と比べれば微々たるものですね。

 

金利の引き下げは知らない方が多いので、

住宅ローンで損をしている方は茨城県に限らず相変わらず多いです。

新年度ということで、住宅ローンも見直ししてみてはいかがでしょうか?

なお、金利の引き下げにもコツがあり、最下限まで下げるためにはスキルも必要ですので、

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

住宅ローン見直しに関する相談なら!  ツナリバに相談を申し込む!

何でも屋さんと専門家

 

こんにちは!

ツナリバの栗山です。

 

新年度が始まりましたね。

つくば駅周辺でも新しいスーツに身を包んだ新入社員っぽい方をたくさん見かけます。

 

皆さんそうだったと思いますが、社会人になりたての頃は不安でいっぱいです。

やがて仕事や人間関係にも慣れ、成長して行くわけですが、

そうなると本当にやりたいことや、目指すべき場所が見つかり

私のように独立する人もいたりします。

 

ただし、いざ独立してもいきなりうまくいく人ばかりではありません。

弊社はおかげさまで、個人事業時代から数えると設立丸3年を迎えましたが、

その歴史は失敗の連続でした。未だに失敗することもたくさんあります。

経営者は皆さんそうだと思いますが、不安が消えることはありません。

 

今回のブログではいつもと趣向を変えて、

独立したい方に向けてお届けしようと思います。

「独立して生き残っていくためにはどうしたらいいか?」

について私や先輩たちの経験をもとにお伝えします。

 

 

独立と一口に言っても多種多様な業種がありますが、

失敗しないために基本となるのは、在庫・仕入れの必要ない業種で独立する

ということです。

例えば弊社はFP相談というサービスを提供しているので、仕入れ費用はかかりません。

もちろん在庫もありません。かかる経費は広告宣伝費くらいのものです。

 

例えば飲食店だとどうでしょうか?

まず家賃。次に厨房機材。そして食材、人件費、宣伝広告費がどうしてもかかってしまいます。

人件費は小さなお店であれば自分一人で働けばいいのでかかりませんが、

残りの費用はどうしても発生してしまいます。

 

飲食店を否定するわけではありませんが、リスクは高いと思います。

費用がかかっている分、売り上げを上げていかないとドンドンマイナスになります。

結果的に借金が膨らみ倒産となってしまうことも少なくありません。

当たり前のことですが、この基本的なことをきちんと理解して独立する方は少ないです。

 

在庫・仕入れの無い業種で独立したとしても、自分の生活する分を稼ぐことは

とてもとても大変です。独立初年度は私自身売り上げが厳しくてバイトを掛け持ちしていました。

夢を持って、大見得を切って独立したのに何でバイトしてるんだろう…

会社員を辞めたことを後悔したりもしました。

 

そこから何とか立ち直り今があるわけですが、特別なことをしたわけではありません。

「何でも相談に乗るFP」

から

「住宅ローンと保険の専門FP」に変えました。

もちろん専門を名乗るくらいですから、毎日情報収集と勉強はかかせません。

特に住宅ローンは毎日が勉強です。おかげさまで同業者に教えられるレベルになりました。

 

何でもあるラーメン屋さんと豚骨ラーメン専門店ではどちらがリピーターの数が多いでしょうか?

何でも相談できる弁護士さんと離婚相談専門の弁護士さんどちらが集客できるでしょうか?

 

この二つの例は世の中に星の数ほどある業種です。

ですが、専門性を打ち出すことによって必要性を感じているお客様(ファン)が来てくれる

可能性が高くなります。もちろん専門性を打ち出しただけでは成功するとは言えないですけどね…

 

今の時代、情報を探せば何でもネットで出てくる時代です。

だからこそ専門性が重要ではないかと私は考えます。

ちなみに、私の周りで成功している経営者はうまく専門性を取り入れている方ばかりです。

 

いかがだったでしょうか?

住宅ローンや保険に全く関係ない記事ですが、最近出会うお客様から

起業のご相談を受けることが多いのでブログにしてみました。

弊社は経営コンサルタントではないので、独立・起業の

ご相談は一切料金をいただきませんが、もし検討中の方がいらっしゃれば

経験談でよければいつでもお話しますのでお気軽にどうぞ。

 

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フラット35の団信と生命保険の収入保障保険を比べてみた

こんにちは!

ツナリバ代表の栗山です。

 

すっかり春ですね。という書き出しを考えていましたが、今日は冬に逆戻りです。

冬物のクリーニングはもう少し待った方がよさそうです。

 

さて、先週のメルマガでは「疾病団信」についてお届けしましたが、

今回はフラット35の団信代わりに民間の生命保険商品である

収入保障保険に加入するとどうなるの?

という点をお届けします。

2018年4月から各社改定される保険料をもとに比べてみました。

 

それでは行ってみましょう!

 

 

フラット35は任意加入の団信ですから、

民間の生命保険と総額を比較して加入することをおススメいたします」

こんなセールストークを保険屋さんはよく使いますが、正解と言えば正解ですし

間違いと言えば間違いです。

聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

フラット35の団信は昨年の9月まで、毎月の返済とは別払いで、しかも年払い。

10月の改定後は毎月の返済に組み込みとなり、保険料も値下がりしました。

しかし、年齢によって保険料が変わることはありません。

もちろん民間の生命保険は若ければ若いほど保険料が安いです。

 

そこで年齢の若い方がフラット35を借りる際には、

先ほどのセールストークで収入保障保険を進める方が多かったのですが、

2017年10月改定でフラット35の団信が値下がりしたため

以前より提案できる年齢層が狭くなりました。

 

例えば30歳の男性が2018年3月にフラット35・返済期間35年で3,000万円借りたとします。

2018年3月の金利は1.36%ですが、団信に加入しないと0.2%下がります。

団信付き(1.36%)
毎月返済額:89,811円(利息合計:6,650,533円)

団信無し(1.16%)
毎月返済額:86,941円(利息合計:5,630,333円)

団信の総額は1,020,200円

ということで35年間で総額102万円ほどが団信保険料となります。

 

これを収入保障と比べてみると

某損保系生保の収入保障保険

30歳男性・保障月額9万円で35年間

非喫煙者・健康体特約を付けた場合

月払い:2,754円

35年間の総額:1,156,680円

となりフラット35の団信に保険料で負けます。

 

計算してみたところ27歳男性で非喫煙者・健康体特約が使えた場合

35年間総額で1,009,260円となるため、男性に限って言えば27歳以下の方

でないと、民間の生命保険での代替えは難しかったのが2018年3月まででした。

 

ところが先にもお伝えしたように、4月から保険料が改定となり

死亡保険は各社5%~10%程度の値下げとなります。

この新保険料もとに計算すると以下のようになります。

 

某損保系生保の収入保障保険

30歳男性・保障月額9万円で35年間

非喫煙者・健康体特約を付けた場合

月払い:2,142円

35年間の総額:899,640円

3月までの保険料と比べるとフラット35の団信に保険料で勝つことが出来ます。

ちなみに男性に限って言えば32歳くらいが分岐点でした。

 

いかがだったでしょうか?

保険料改定により団信を選択できる年齢層が広がったと思います。

 

ですが、フラット35の団信は10月改定から保障範囲も広くなりましたので

保険料だけの単純比較では説明できない部分もあるかと思います。

また、収入保障保険も各社から様々な商品が販売されていますので、

自分自身のライフプランをよく考え、最適な団信を選択してください。

 

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疾病団信加入のススメ

こんにちは!

ツナリバ代表の栗山です。

 

全国各地で春の嵐が吹き荒れていますが、皆さんのお宅は大丈夫でしょうか?

強風の被害で雨漏りや外壁の剥がれ等が発生した場合は、火災保険の支払い対象に

なる可能性がありますので、お気軽にご相談ください。

 

さて、今日のブログでは団信についてお話します。

意外と知らない普通の団信と疾病団信その違いと、疾病団信をおススメする理由についてです。

それでは行ってみましょう!

 

『団信』については皆さんご存知だと思います。

住宅ローンを借りている方に万一のことがあれば、保険が下りて残されたご家族は

住宅ローン返済から解放されるという保険で、ほとんどの金融機関で強制加入かつ

保険料は金融機関負担です。

以前にもブログで団信の凄さについてお話しましたが、今回は疾病団信について掘り下げてお話し

ます。

 

団信は、死亡・高度障害以外にも契約者が負担すれば、

ガンと診断・三大疾病で所定の状態に該当した場合でも保険金が支払われるものがあります。

経験上これらの疾病団信に加入している方は少ないのが現状です。

 

例えば住宅ローンの残債が3,000万円だったとします。ガン団信に加入していた場合

もし、がんと診断されたら3,000万円の住宅ローンは無くなります。

がんの治療をしながら住宅ローンを返済していくというのは、

なかなか大変なものだと思います。当然、家計のキャッシュフローは急速に悪化します。

傷病手当金で家族の生活費は何とかなるかもしれませんが、住宅ローンの返済までカバーするのは

厳しいと思います。

よくあるガン保険の販売話法で「3人に一人ががんで亡くなり、2人に一人ががんになる」

というものがありますが、それだけ確率の高いモノに対する備えを

わずか金利に+0.2%(商品によります)程度で付帯できるのですから、

非常にお客様のためになると考えます。

 

中には金利上乗せなしでガン団信が付いてくる商品も存在します。

*茨城県の場合(千葉県の一部と埼玉県の一部も含みます)はガン団信無料の銀行がありますので活用できます。

 

仮に3,000万円の保険金が支払われるガン保険があったとしても、

その保険料はいくらになるでしょうか?

住宅ローンの借入金額にもよりますが、

金利に+0.2%程度以上の負担であることは確実です。

 

ネットで検索すれば疾病団信はたくさん出てきますが、

どのような状態の時に、ローンの残りがどのくらい無くなるのか?

をきちんと見極め、賢く住宅ローンを組んでください。

 

疾病団信に加入した場合は、生命保険も削減できるので

結果的に家計の負担が減るケースが多いです。

余計な支出は出来るだけ抑え、かと言って備えも怠らず、残ったお金は運用。

私のプラン提案の根底にあるものです。商品選択は慎重に行うことをおススメします。

 

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